テックキャンプ感想

こんにちは。
かなです。

2021年1月〜7月までテックキャンプを受講し、未経験からエンジニアに転職しました。

テックキャンプを受講した感想を書いていきたいと思います。

 

私について

簡単に私の経歴を紹介すると、

大学入学した年にカラオケ店でアルバイトを始める→バンド活動を始める→ライブをやりすぎて大学を1年留年→卒業後、バンドを続けながら大学の時から在職しているカラオケ店で準社員に登用→コロナの影響で準社員からアルバイトに戻る→バンドマン引退

といった感じです。

プログラミングの経験はありませんでしたが、小学生の時に自作のホームページを作ったことがあったり、バンドのオフィシャルサイトの更新をやっていた経験からHTMLの知識は少しありました。

転職活動開始時には30歳、フリーター、正社員経験なし、と転職には不利な条件が揃っていたのでちゃんと転職できるのかとても不安でした。

 

転職を決意

まず、エンジニアを目指したいと思った経緯についてお話ししたいと思います。

コロナの影響を受けてカラオケ店が休業になり、自分の時間がたくさんできて将来のことを考えた時に「このままで一生フリーターでいいのか」と思い、転職を決意するようになりました。
そして自分にはどんな仕事が向いているのか、やりたいことは何なのかと色々考え、そういえば小学生の時にホームページ作ってたな、コード書くの楽しかったな、と思い出したときに、これだ!とエンジニアを目指したいと考えるようになりました。

 

無料カウンセリング〜キックオフまで

エンジニアを目指そうと決めた後はどうやったらエンジニアになれるのか調べていくうちにプログラミングスクールというものを見つけました。
プログラミングスクールに通うことについては賛否両論だと思いますが、私は就活をした経験がなく、転職までサポートしてもらいたいと思っていたので、30歳になっても転職サポートが受けられるテックキャンプを選びました。

10月後半頃に無料カウンセリングの申し込みをし、2021年1月16日から受講開始となりました。

受講開始までは書籍でHTMLとCSSJavaScriptを勉強していました。
今思えばProgateでRubyの予習をしておけば良かったなと少し後悔しています。この頃の私は情弱すぎてProgateの「ぷ」の字も知らなかった…。

キックオフ当日はSlackの登録に手間取り、その後は環境構築でつまづき(M1のMacを使用しているのでそれが原因だと思われる)、カリキュラムの進捗も遅れ、とても順調とは言い難いスタートでした。

 

カリキュラムについて

テックキャンプのカリキュラムの流れをざっくり説明すると、基礎、応用、発展、最終課題という構成でした。
基礎カリキュラムではHTML、CSSRubyRuby on Railsの基礎について学びました。
基礎カリキュラムの最後には中間試験、本試験があり、本試験に合格できないと次に進むことができませんでした。
自力でコードを書くような問題もありましたが、カリキュラムを見たり調べたりするのは禁止されており、結構キツかったなと思います。
中間試験が50点だったので、これはまずいと必死に復習してなんとか本試験は90点台で通過しました。

本試験を通過すると応用カリキュラム、発展カリキュラムへと進みます。
応用カリキュラムではRailsを使ったアプリ制作GitHubRSpec、発展カリキュラムではJavaScript、herokuについて学びました。
この頃は理解度の薄さに不安を覚えていましたが、今思えば最終課題で何度もカリキュラムを見返すことになるので全然心配する必要はなかったなと思います。

そしてこれからプログラミングの学習を始めるという方へのアドバイスになりますが、手書きのノートを作るのはおすすめしません。
私は3冊ぐらいノート作りましたが、途中でノート作るのやめました。
時間と労力の割には内容が頭に入ってこないことに気付いた為です。
どんどんコードを書く手を動かして体で覚えていきましょう!

 

最終課題について

発展カリキュラムが終わると、テックキャンプの大目玉「フリマアプリ」の制作に入ります。
テンプレートは最初から用意されているので、サーバー側の実装をすることになります。
何度もエラーと戦い、自力で解決できた時の喜びはひとしおでした。
ここで検索力も鍛えられたと思います。

この段階に入ると実装の流れがわかってきているので、コードを書くのが楽しくて仕方なかったです。

 

ポートフォリオについて

最終課題が終わったら追加実装かオリジナルアプリの作成に入ります。

転職の際にポートフォリオとしてフリマアプリを提出するのはあまり印象が良くないみたいなので、オリジナルアプリを作ることをお勧めします。
テックキャンプではオリジナルアプリのサポートはありませんが、最終課題の追加実装に関しての質問はOKです。

私は追加実装とオリジナルアプリ両方やりましたが、進め方としてはまずオリジナルアプリに着手し、詰まるところがあったらフリマアプリの追加実装で再現してメンターに質問するのがいいのかなと思います。

 

最終課題発表会

カリキュラムのラストは最終課題発表会です。
フリマアプリまたはオリジナルアプリの発表をします。
人生初のプレゼンだったので念入りに準備をし、直前まで練習しました。
ライフコーチとの面談の時に発表会ごっこみたいなことをしてアドバイスをいただいたりもしていました。

発表はとても緊張しましたがなんとかやり切りました。
ほかの同期の発表も素晴らしいものばかりでたくさん刺激をもらいました。

最終課題発表会をきっかけに仲良くなれた人もいて、今でも連絡をとり続けています。

 

チームについて

転職活動について書く前にチームやメンターについてもお話ししたいと思います。
まずはチームについてです。

同期の中からチーム分けがされますが、チームガチャ、ライフコーチガチャなるものが存在するらしいです。
ライフコーチについては毎回面談の時にポジティブな言葉をかけてくださり、モチベーションもかなり上げることができていたので、ライフコーチガチャは大当たりだったなと思います。

チームについては夜間コースだったため、チームとの交流はほとんどありませんでした。
短期集中コースだとチーム内で平日は毎日アウトプットする時間がありますが、夜間の場合はそれがないので、そこはちょっと物足りなかったかなと思います。
代わりに週一で勉強会というものがありましたが、途中でなくなりました。
1回しか参加しませんでしたが、ちゃんと出ておけばよかったと後悔しています。

 

メンターについて

メンターガチャというものが存在するようです。

私は10回以上質問しましたが、どのメンターさんも親身に対応してくださり、ハズレはなかったと感じています。
質問する前に「質問フォーマット」を記入するのですが、ここで質問したい内容を正確に伝えようと意識していたので、それも関係あるのかもしれません。

 

転職活動

最終課題発表会が終わり、7月後半から転職活動に入りました。
転職サポート期間に入るとキャリアアドバイザーがつきます。
私は正社員経験がなく、就活の仕方もわからなかったので、この転職サポート目当てでテックキャンプを選びました。

履歴書や職務経歴書の添削や面接対策をしてくださり、就活をしたことのない私にとっては本当にありがたい環境でした。

応募企業についてですが、テックキャンプ経由のほかに転職サイトからも応募を進めていきました。
主に使用していた転職サイトは

・type転職
・エン転職
・Green

の3つです。
ちなみにGreenは1社も書類通過できませんでした…。

転職活動をした期間は7月後半〜10月前半です。
実は早い段階で内定をいただいていたのですが、納得のいく形で転職活動を終わらせたいと思い、約2ヶ月半転職活動を続けました。
最終的な戦歴はこちらです。

・応募67社(テックキャンプの社内選考落ちを除く)
・書類通過12社
・内定4社

キャリアアドバイザーは2回担当が変わりましたが、どのアドバイザーも親身に話を聞いてくださり、卒業まで本当にお世話になりました。

 

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございます。

現在は入社に向けて自主学習を継続中です。
これからエンジニアとして頑張っていきたいと思います。